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​アイランドガーデン

​音楽家である施主様のライフスタイルに合わせ、デッドスペースになっていた土のままの部分をアイランド風の小庭にリメイク。

​既存のアルミフェンスをウッド(レッドシダー)に、南側はアクセントに有孔ブロックを埋め込んだコンクリートのファサードを製作。オーナーご夫婦のご希望である小さな菜園にはハーブやスパイスなどお好みの苗を植えてホームグロウをお楽しみいただけます。

 

植栽は、お部屋からテラスへとシームレスに続き、インドアとアウトドア中間のようなテイストであるため、高木や落葉樹をあえて選ばず、コンパクトな常緑低木を中心にセレクトさせてもらいました。ユッカ系を中心にかっこよさを持たしつつ、シャリンバイや藪椿といった「和」の植物をあわせることにより、ありきたりのドライガーデンとは一味違う亜熱帯的な湿度を帯びて、アジア的トロピカル感漂うエキゾチックな雰囲気を得ています。

-​川崎市 M様邸-

まず、施主様に相談を受けたのが、リビングから出られる広いテラスの脇の土が剥き出しになっていた細長いスペースで、何年も放置してツルや雑草が茂って手が付けられなくなっていたとのことで、なるべくメンテナンスフリーの仕上がりになるように、地面の大部分を土間か何かで覆うことを考えました。

 

限られたスペースですので、低木を植えるか菜園を作るか、いろいろはできませんので、なるべく機能的かつ視覚的にも長年の鑑賞に耐えうるデザインを意識し、最小限のスペースに効果的な植栽、施主夫妻のご希望でもあった菜園スペースを組み込み、機能的かつ都会的でありながら、職人の手仕事が温かみを感じさせる味わい深い庭が完成しました。

 

  

 

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